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大型連休 人で埋め尽くされた観光地

2012年10月04日

 

【新唐人2012年10月04日付ニュース】中国の大型連休はまだ続いています。この連休を利用して大勢の人が観光に出かけていますが、各地の観光名所は人で混みあい、見えるのは景色ではなく、人の頭だといっています。
 
中国のネットユーザーによると、大型連休の最初の三日間、華山や普陀山(ふださん)では数万人が滞留し、麗江では数万人が宿泊先がみつからず、深センの大梅沙ビーチは、砂が見えないほどの人の多さだったそうです。また、海南省の三亜ビーチはゴミ置き場に化し、黄山は観光客で埋め尽くされました。
 
重慶の観光客 何さん
「今武当山の麓にいますが、人が多すぎて戻ろうかと思います。人が多いです。4~5万人はいます。入り口も入れない状態で、切符も買えません。どこも人でいっぱいです」
 
記者
「面白いですか」
 
重慶の観光客
「人を見るだけです。人が本当に多いです。人を見ています」
 
福建省アモイ市のコロンス島の受け入れ人数は1万7千人がベストと言われていますが、10月1日、10万人の観光客が押し寄せ、日光岩に向かう道路は人で埋め尽くされ、1メートル進むのに3分かかったそうです。
 
北京市民 段さん
「昨日コロンス島に行ったときも人だらけで混みあっていました。今日は武夷山に来ていますが、同じく並んでいて人が多いです」
 
一方、観光地飲食店のぼったくりが人々の不満を呼んでいます。中国メディアによると、黄山では豆腐、青菜、卵炒めとウシガエル4切れを頼んだだけで、300元取られるそうです。また、連雲港では海鮮炒麺一皿が165元、日本円で2000円取られるそうです。
 
中国観光研究院の戴院長がメディアに明かした情報によると、連雲港を例にしていうと、店側が政府に上納する金額は年間十数万元。赤字を出さないためにはメニューの価格を引き上げるしかないそうです。
 
あるメディアはこのような論評を掲載しました。“ゴールデンウィークに旅行に出かける観念は再び重い打撃を受けた。観光客の過度の集中で各地は人で埋め尽くされ、見えるのは景色ではなく、人海だ”
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)
 
 

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